技適通ってなくてもAlexaを使ってみる Windows 編

前々回の Raspberry Pi 編、前回のMac OSX編に続いて、Windows 編です。Echo が手に入らなくても、「あれくさー!」と話しかけられる Alexa Voice Service を Windows マシンにインストールしてみました。 事前準備 Amazon開発者ポータルのアカウント Amazon開発者ポータル でアカウントが必要です。AmazonアプリストアにAndroid向けアプリを公開している場合など、すでにアカウント開設済みの場合は、既存のものが使えます。無償で開設できますので、持ってない場合は、サインアップしておきます。 Alexa Voice Service への登録 Amazon開発者ポータルに入って、Alexa Voice Service へ行き、今回インストールする Windows を予め登録しておきます。 右上 "Register Product" から "Device" をクリック Device Type Info セクションで、Device Type ID、Display Name を入力。Device Type ID は半角英数とエンダースコアのみ使えます。 Next をクリックし、Security Profile セクションへ。Security Profile Name と Security Profile Description を入力。 … Continue reading 技適通ってなくてもAlexaを使ってみる Windows 編

技適通ってなくてもAlexaを使ってみる Mac編

前回の Raspberry Pi 編に続いて、Mac 編です。Echo が手に入らなくても、「あれくさー!」と話しかけられる Alexa Voice Serivce を Mac にインストールしてみました。 事前準備 Amazon開発者ポータルのアカウント Amazon開発者ポータル でアカウントが必要です。AmazonアプリストアにAndroid向けアプリを公開している場合など、すでにアカウント開設済みの場合は、既存のものが使えます。無償で開設できますので、持ってない場合は、サインアップしておきます。 MacBook はラズパイと違ってマイクもスピーカーも付いてますから、本体以外には用意しなくていいのが楽です。 Alexa Voice Service への登録 Amazon開発者ポータルに入って、Alexa Voice Service へ行き、今回インストールする Mac を予め登録しておきます。 右上 "Register Product" から "Device" をクリック Device Type Info セクションで、Device Type ID、Display Name を入力。Device Type ID は半角英数とエンダースコアのみ使えます。 Next をクリックし、Security Profile セクションへ。セレクトボックスから"Create a new profile" を選択し、Security Profile Name … Continue reading 技適通ってなくてもAlexaを使ってみる Mac編

AlexaのSkill関係の用語の整理

Alexaのスキルの作成をし始めると、Invocation Name、Intent、Utterance、Slotなどの初めて見るような新しい用語が出てきます。それらの用語の関係性がわからないとスキルの設計をするのも一苦労だと思うので整理してみます。 スキルで使われる用語の関係性や構造を考えるとき、『どのスキルに』『何を』頼むのか、というような視点で構造を理解するとわかりやすいです。 まず、一番大事なのがInvocation Name。ユーザーがInvocation Nameを喋ることで『どのスキル』を立ち上げるのかが特定されます。 例えば、「ask NASA Mars」と言えばNASA Marsのスキルが、「ask Weather Sky」と言えばWeather Skyスキルが立ち上がります。 一般的に、Invocation Nameには会社名やサービス名、商標などが使われます。 Invocation Nameで『どのスキルに』を特定したら、次にユーザーがそのスキルに対して依頼できることをIntentとして定義します(1つのスキルで複数のIntentを持つことができます)。 例えば、飛行機などの旅行情報を提供してくれるKAYAKスキルには、『飛行機のチケット代を教えて』と依頼するためのIntentが定義されています。そのチケット代を調べるIntentを起動するためにユーザーが発話しうる文章群をUtteranceとして定義します。 Utteranceに「how much it costs to fly」というフレーズを定義しておくと、ユーザーがそのフレーズを喋ったとき、KAYAKスキルは『ユーザーは飛行機のチケット代を教えてほしいと言っているので、そのIntentに対応する処理をすれば良いのだな』ということが分かるようになっています。 何のIntentを起動するかを言うことをUtteranceで特定した際、ユーザーから追加の情報を受け取りたい場合もあります。 例えば、『飛行機のチケット代を教えて』というIntentであれば、『どこから』『どこまで』という2つの追加情報をユーザーから受け取らないとチケット代を調べることができません。Utteranceには追加で受け取る情報をSlotという形で持たせることができ、いくつのSlotがあるのかというのを各Utteranceごとに定義することができます。また、Slotそれぞれについて必須・任意の設定が行えます。 もちろん、追加情報を受け取る必要のないIntentの場合(NASA Marsの『キュリオシティーの最新情報を教えて』など)、Slotは省略することができます。 このように、スキルの作成者はInvocation Name、Intent、Utterance、Slotの4つを上手く設計・定義していくことによって、ユーザーが喋った言葉をどのような意図として解釈すればいいのか、ユーザーから何の入力を受け取ればいいのかということをAlexaに教えていく構造になっています。

技適通ってなくてもAlexaを使う方法 Raspberry Pi編

「あれくさー!」と話しかけてみたいけど、 海外のAmazonで販売されているEcho(Echo, Dot, Tap)を個人輸入するのはちょっとアレだし・・・。と思っていたら、Echo の中の人Alexa Voice Service が Echo 以外のデバイスやPCでも動かせるようになったというので、早速Raspberry Piに入れてみました。 準備・用意するもの Amazon開発者ポータルのアカウント Amazon開発者ポータル でアカウントが必要です。AmazonアプリストアにAndroid向けアプリを公開している場合など、すでにアカウント開設済みの場合は、既存のものが使えます。無償で開設できますので、持ってない場合は、サインアップしておきます。 Raspberry Pi Raspberry Pi 3かRaspberry Pi 2 Model Bがいいみたいです。ここでは Raspberry Pi3 を使って試してみました。Raspberry Pi本体を動作させるために必要な一式(電源、SDカード、HDMIケーブル)以外に、マイクとスピーカーが必要です。Raspberry Piには音声入出力がついてないので、USBマイクと3.5mmのAudio Jackでつながる外部スピーカーを用意します。 Raspberry Pi はRaspbian (Jessie)をインストールしました。NOOBS使ってデフォルトの状態でJessieをインストールしてます。 Raspbian のインストール時はHDMIで繋いだモニターを使っても、Alexa完成後はヘッドレスで使用したい場合は、SSHの他にVNCのインストール・設定が必要です(Terminal を3つ開かなくては行けないし、ブラウザを開いて認証する必要があるので)。Tightvncserverのインストールについてはこの辺を参考に。 Alexa Voice Service への登録 Alexa Voice Service をインストールするデバイスを予め登録する必要があります。Amazon開発者ポータルに入って、Alexa Voice Service へ行き、今回インストールするRaspberry Piを登録します。 メニューから ALEXA へ行き、Alexa Voice Service をクリック。 … Continue reading 技適通ってなくてもAlexaを使う方法 Raspberry Pi編

Alexa Skill全20カテゴリーから、気になるSkillをピックアップ!(その2)

SPARROWSのQzです。昨日深夜とうとうEcho Showが発表されましたね。やはりスクリーンが付いていた方が便利です。リビングに置くにはShowがいいかもです。では前回に引き続きスキルの解説に入りますが、今回はConnected CarとFood & Drinkのカテゴリーを見ていきます。 Connected Carカテゴリーのスキル わずか14しかスキルがリリースされておりませんが、ここは最も熱く注目されているカテゴリーなのでいくつか見てみましょう。 Hyundai Blue Link ☆ ヒュンダイ社公式のスキル。2016年以降発売でBlue Link搭載のヒュンダイ車のコントロールが可能。ヒュンダイのユーザアカウントにリンクして、Alexaにピンコードを喋れば遠隔操作ができるようになります。下の動画で説明されているアプリで使える機能の多く(エンジンのオンオフ、車内温度の設定、遠隔ロック、充電開始、クラクション、ライトの点灯)をAlexaでサポートしています。レビューでは、星一つが57%も占めてしまっておりますが、Blue Linkオプションのヒュンダイに乗っているのに、すこし前の型でAlexaが使えないというユーザの怨嗟のレビューが多いようなので、そのあたりも考慮して全体評価を判断しなければいけません。自動車メーカー公式の最初のスキルなので、その姿勢を高く評価する声も多いのですが、やはりスキルの造り込みがまだまだこなれていないようで、エンジンスタートはほぼできないとか、喋りが鈍いとか不満の声も多いようです。ヒュンダイには先駆者として、このスキルの改善を期待したいところです。 https://youtu.be/5ea0ovL7cdc EV Car ☆☆ 個人が作成したスキルのようですが、高評価です。現時点でTeslaのみの対応で、先ずTeslaのアカウントとリンクさせる必要があります。トークンが既にあればeメールアドレス、パスワードは不要です。充電状況、車のステータス、車内温度、車の位置情報、充電開始・停止、エアコンのオンオフ、航続距離等結構多数のコマンドが使用可能です。冬の朝慌てて身支度している時に、Alexaで車を暖めておくのがCoolな使い方に違いありません。Amazon Echoを買ったら車もTeslaに買い換えないと行けませんね。 Automatic ☆☆ IoTベンチャーAutomatic提供のスキル。AdaptorというIoTデバイスを購入して、車に設置する必要がある。基本的にはアプリ上で車の状況をモニターするサービスだがAlexaの音声でもガソリン残量、車の現在位置、過去の走行距離等の一部の機能が使える模様。Automaticの大きな利点は車の運転をモニターすることにより、エコドライブの方法を学習できることにある。 Food & Drinkカテゴリーのスキル 食べ物や飲み物に関するスキルは200強提供されています。サブカテゴリーの分類はクッキング・レシピ、デリバリー・テイクアウト、レストラン予約・レビュー、ワイン・飲料。 MySomm ☆ 料理にあったワインを教えてくれるパーソナルソムリエスキル。「ローストチキンにあうワインは何?」といった質問に答えてくれますが、データベースはそんなに大きくなさそうで、実際のシーンで凄く役に立つかどうかは微妙です。 Cheers Me ☆ 乾杯の音頭を教えてくれるスキル。15の言語に対応しているのでいろんな国の人がくるパーティで重宝しそうです。(そんなパーティ滅多に開かないと思いますが、、、) Domino's Pizza ☆☆ ドミノピザが注文できるスキル。結構いろんなところで取り上げられているスキルですが、残念ながら日本のドミノピザアカウントと接続はできないので試すことはできません。沢山ある米国のレビューでは、ピザ好きのアメリカ人がめっちゃ高評価する一方で、オーダーできるのが最後のオーダーと同じものか、お気に入りだけという制限を批判するレビューも散見されます。あと、個人のドミノピザのアカウントをリンクしているので、本人以外もEchoでピザ注文し放題というセキュリティリスクが指摘されていたりします。実際には、リスクというほどのリスクではないと思いますが。日本版ではいろんなオーダーができるようなスキルになっていてほしいものですね。 次回は、Novelty & Humor、Business & Finance、Games, Trivia & Accessoriesのカテゴリーをやります。乞うご期待! Alexa Skill全20カテゴリーから、気になるSkillをピックアップ!(その1) Alexa Skill全20カテゴリーから、気になるSkillをピックアップ!(その3) Alexa Skill全20カテゴリーから、気になるSkillをピックアップ!(その4)